ヘルプ - データの見かた

ピークボタンについて

検索結果画面では、ピーク情報が下記のようなボタンで示されます。

42.3
 
 
 
 

 

ピークボタンの5つの四角い領域は、それぞれ以下を表しています。

RT
MS
DB
Ad
FS

RT

数字: LCの保持時間(min)
色: ピーク強度。log10に変換したピーク強度をサンプルごとに中央値でセンタリングし、 中央値の1000倍以上を赤、1/1000以下を緑、その中間を右記グラデーションで表したものです。
 
x1/1000
中央値
x1000

MS

MS2 (MS/MS)やMS3スペクトルが取得されているかどうかを示します。

MS3
 
 
 
MS3データが取得されています。この場合MS2も取得されています。
MS2
 
 
 
MS2データが取得されています。
none
 
 
 
MS2, MS3データいずれも取得されていません。

DB

化合物データベースへの検索結果があるかどうかを示します。

 
hit
 
 
検索結果がある。
 
no hit
 
 
検索結果がない。

Ad

推定されたアダクトイオンがデフォルト値(ポジティブモードの場合[M+H]+、ネガティブモードの場合[M-H]-)かどうか、 および、関連するピーク(近接する溶出時間で、異なる付加体や脱離体の可能性のあるピーク)が存在するかどうかを示します。

 
 
default
 
デフォルト値で、関連するピークはありません。
 
 
related
 
デフォルト値で、関連するピークがあります。
 
 
other
 
デフォルト値ではなく、関連するピークがあります。

FS

FlavonoidSearchのスコアを示します。MS2, MS3など複数のスペクトルデータがある場合、 一番高いスコアによって色分けされます。

 
 
 
>0.5
スコアが0.5以上だった。
 
 
 
>0.3
スコアが0.3以上だった。
 
 
 
<0.3
スコアが0.3以下だった。

 


安定同位体ラベル実験による元素数の見積もり

サンプルによっては、ピーク化合物の化学構造中で、窒素(N)および硫黄(S)の原子数を 見積もった結果が付与されている場合があります。 サンプルを安定同位体で標識すると、化学構造に含まれる窒素(N)および硫黄(S)の原子数だけ 質量分析時にマスのシフトが起こります。 標識サンプルを非標識サンプルをMassChroViewerで見比べ、 シフトの大きさから、元素数が見積もられています。

元素数の見積もり結果を持つピークは、以下のように、右側に ふたつの四角形が追加されたアイコンとなります。

N
S

N(窒素原子)数

N数が1以上だった。あるいは、評価が難しかった。
N数が0だった。
N数の評価は行われていない

S(硫黄原子)数

S数が1以上だった。あるいは、評価が難しかった。
S数が0だった。
S数の評価は行われていない。

見積もりが行われたサンプルを含むデータベース

 植物メタボロームレポジトリ